『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

旗の話をちょっとだけ

授業の「旗」の話。せっかくコメントを頂いたので、ちょっとだけ書きたいと思います。

 

 

わたしは教科の中で理科が一番苦手です。植物の名前をほとんど知りません。興味がないので覚えられないのです。テストで図るような知識は本当に駄目です。

でも、授業となったらそうは言っていられません。ちゃんと考えなくちゃね。

 

 

昨日の理科は、月と星の観察の計画を立てるというものでした。理想を言えば、

  1. 月の観察計画
  2. 月の観察
  3. 観察結果の考察
  4. 月の学習を踏まえて星の観察計画
  5. 星の観察
  6. 観察結果の考察

と順序よく行って欲しかったのですが、ずっと天候が悪くて、月の観察ができない状態でしたから、子供達と相談し、「星の観察計画も立てちゃっておこう」という話になったのです。

で、その時にしたアドバイスが

「観察の仕方をちゃんと分かっておいてね。観察は家でやるから、学び合えないよ。月の観察で見ることは、一つ。星の観察で見ることは、二つ。違いをちゃんと分かってるかな?」

というもの。で、トップランナーの子はすぐに

「月は時間によって位置が変わるのを見る。星は位置と並び方を観察するって話ね。」

と理解してくれていました。もちろん、「何それ?」という子もいて、学び合ってました。

 

 

わたしは理科が苦手だからこそ、「ここでは何を勉強しなくちゃいけないの?」をよく考えます。4年生の理科のキーワードは「関連付けながら」です。

  • 月と星の観察では何と何を関連付けて勉強しなくちゃいけないの?
  • 星の観察と月の観察と何が違うの?
  • 月をやってから星をやるような順番になってるのは何故?

そうやって考えることで、この単元で何を勉強するのかを示しやすくなります。

以上、簡単に、苦手な教科の話でしたー。