『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

学び続けるかぎり

こんなブログにも関わらず、コメントや黄色い星、Facebookへのシェアなどの反応を示してくださる方々がいらっしゃいます。何の悩みもなく仕事をしているわけではありませんし、それなりに忙しい日もありますから、反応をして頂けるととってもとっても励みになります。ありがとうございます。本当に嬉しいです。

 

けれど、当たり前ですが好意的な反応ばかりではありません。ごく稀にちょっとした嫌味もあれば、ごくごくたまにですが、あからさまな非難もあります。今までで一番は「あなたの文章を読むと、落ち込みます」かな。それを言われたわたしも、落ち込みました(笑)。

 

でも、最近はちょっと耐性がつきましたね。非難されるのが嫌なら、書かなければいいだけ。こうして本名や勤務先も分かる状態で発信するようになってからは、匿名で書いている時の100倍は覚悟が固まりました。

 

わたしは、時々「上手くいっている『学び合い』実践者」と言われます。多分、このブログを読んでそう思っていただいているのでしょう。どうなんでしょうね、この評価。わたし自身としては「上手くいっている」という実感はありません。

「今日の授業はイマイチだな」

「意義を伝えきれていないまま、活動に入っちゃったぞ。子供達の動きが悪いのはそのせいだなあ。」

「自分の不機嫌さが、集団に染み込んでる!!!マズイマズイ」

「余計なことを言ってしまった!すまん!訂正させてくれー!」

なんてこともありますから。やっぱり『学び合い』は難しいよなあと思っています。『学び合い』に限らず、教育という営み自体が難しいんでしょうけれど。

でも、そこで「だったら、次はこうしてみよう」と次の手を打っているだけのこと。次の手が浮かばない時には、子供達に相談したり、同僚や仲間に力を借りたりして助けてもらっています。

 

もしもわたしが上手くいっているように見えるのだとしたら、それはそうやって「学び続けている」からかも。使い古された言葉かもしれませんが、失敗は成功のもとですから。失敗したなあって時は、それをどう次に繋げるかを考えていけば、失敗が失敗じゃなくなるわけで。諦めが悪いとも言えますね。

 

 

学び続けるかぎり、上手くいかないなんて嘆く必要はないのです。

それに、もしも学び続けるのが難しくなったら、休めばいいんですから。人生、休憩も必要ですよね。