『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

教えればできるの?

「○○は、教師が教えなければ分からない。子ども達だけでは無理だ」
と言う方に度々会います。
本当なんでしょうか?

例えば、物語文の学習で、登場人物の心情がどのように変化するのかを読み取る授業。情景描写を読み取ったり、複数の登場人物の言動を対比させて読んだり。小学校ではよくある授業ですよね。
これって、子供達には無理なんでしょうか?本当に??

私も、その単元で扱う「読み方」を説明することはあります。「情景描写って例えばこんなのだよ」「対比ってこういうのだよ」って。でも、大抵は説明を始めてすぐに「ああ!」って子が居て、3分もすれば「先生、もういいから!」って子が複数になります。もちろん、全員を理解させることは無理。だから「じゃあ、後は任せた。はい、どうぞ」と『学び合い』です。

「子ども達だけでは無理だ」と言う方には逆に聞きたいのです。
「あなたが教えたら、全員ができるようになってるんですか?」
って。