「一人も見捨てない」「一人も見捨てたくない」
という言葉に対して
「その表現に違和感がある。」「見捨てたくない、ということは、現状は見捨てているとでも言うのか?」
といった意義を度々耳にします。
なるほど。やはり、多くの教師は幸せなんだなあ。(心の声)
そう言える人は、自分が見捨てられた経験がないのか、子供を見捨ててしまった罪悪感がないのか、見捨ててしまうかもしれないという恐怖心がないのか。
まあ、いろいろあるでしょうけれど、少なくとも、見捨てられる側の気持ちを理解する必要がない立場として生きているのです。
それって幸せなことです。
もしかすると、わたしが抱いている感情は、幸せに対する嫉妬心なのかもしれません。
だとしたら、そんな感情は早く捨てないとね。
だって、多くの教師から見たら、わたしは「とっても幸せな教師」に見えるでしょうから。
隣の芝生は青いのです。ただそれだけです。