『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

休み明け

休み開けのクラスは、どこかちょっと重いもの。
特に、昨日のように「冬休みが終わったと思ったら、すぐに3連休」なんて後には。
そういった重い雰囲気を打破するために、色々な活動を取り入れることもあります。
それなりに有効です。
けれど、気を付けなくてはいけないのは、あくまでも活動は活動。それで調子が上がる子「も」いるけれど、そうではない子「も」いるのです。
結局は、調子の上がった2割の子が6割を動かし、計8割が残りの2割の子を巻き込んでいくしかないのです。それが出来ないなら、どんな楽しい活動も無意味です。逆に言うと、いろいろな活動が効果を生んでいるクラスは、集団が育っているということでしょうね。
これを忘れないようにしています。


教師の知識やテクニックで集団が動くのではないのです。
集団を動かせる教師なら、知識やテクニックを使えることもあります。でも、絶対ではありません。知識やテクニックに走ることで、「調子を上げるのは、教師の仕事」と思われてしまう危険性もありますから。やはり、肝はテクニックではありません。教師の「在り方」なんです。
わたしがやっていることは、単純です。
夢と希望にあふれたビジョンを語り、そして、語りと矛盾しない行動を取っていくだけ。
これが難しいんですけれど。


今日の学級の姿は、惚れ惚れするものでした。3年生ってこんなに大人なんだなあ。大人なのに、めちゃくちゃめんこい。
ただ、今日は見惚れてしまったので、明日はちょっと緩むかも。だから、明日はまた語るのです。
「お前たちなら、もっとできるじゃん!だろう?」
って。