『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

もったいない

わたしは、組合の活動に関わったり、地域で学習会を開催したりしていることもあり、いろいろな話を耳に挟みます。
詳しい内容は守秘義務がありますから絶対に他言しませんが、でも、「もったいないなあ。」と感じることは多々あります。


基本的に、世の中の教員は皆、「良い人」です。間違いないと思います。そりゃあ、中には「?」という方も居ないことはないのでしょうけれど、でも、わたしは会ったことはほとんどありません。そして、そういう人間は、どんな職種にも居ると思います。時々「俺はろくな教師を見たことがない」なんて方も居るようですが、それはきっと、類は<以下略>



さてさて。
なぜ「もったいない」と感じるのかというと、そんな良い人々が、一般的に良いと言われていることを一生懸命にやっているのに、良い結果が出ないからです。
そして、わたしのように、性格が悪い人間が一般的ではないことをやっているにも関わらず、あんなに素敵な学級で幸せに仕事をしているのですから、申し訳なく感じてしまいます。
世の中が右肩上がりだった時代には、横並びでやっていくことが確実に向上してくための方法だったのでしょう。
今は、右肩上がりとは言えないのでしょうからね、やっぱり。だから、一般的なことをやっても結果はでない場合が多いのかもしれません。
30年前ならわたしは、どうしようもない不真面目教師と言われていた可能性もあります。わたしが楽しく仕事をできているのは、たまたま。時代のおかげなのかも。


そう考えると、やっぱり、先生が一生懸命なのに結果が出ない様子を散見すると、「もったいないよなあ。」と感じてしまいます。
その原因が見えてしまうが故に、その思いはどんどん大きくなるばかりです。