『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

戦う男

一部の人から、わたしは「好戦的」だと思われているようです。
そんなことないんですよ?
昔からの友人は皆、わたしのことを「丸くなった」と言います。丸くなったのは、腹だけではないのです。


わたしは、戦うのは好きではありません。負けるのが大嫌いですから。絶対に負けない方法。それは、戦わないことですよ。
でもね、今までの教師人生、全く戦わないというのは無理でした。そして、戦えば全く負けないのは無理です。悔しい思いを何度もしました。負けるのが本当に大嫌いですから。その度に、次は絶対に勝つ!と誓ってきました。その後もまた負けたんですけど。


というのは、先日のエントリーにも書きましたが、福島県の教員は平均年齢50歳の世界。同世代も、後輩も、ほとんど居ない中で仕事をしてきました。今年度は異動して、若い同僚のいる学校になりましたが、昨年度は37歳にして1番下でしたからね。「若手」歴15年なのです。で、若手なのに、クソ生意気。我儘。協調性がない。そりゃあ、いろいろ言われましたよ(笑)
今となっては分かります。悪いのは、わたし。戦い方が分かっていなかったなあ。ここ数年は、ちょっとずつ覚えてきましたけれど、20代のころなんて、負けて当然の戦い方をしていましたね。


昨日、多くの先生と話をしている中で分かりました。
わたしが『学び合い』をやれているのは、周囲との戦い方に理由があったのです。
戦い方を身に付けた頃に『学び合い』と出逢えた。だから、なんとか続けてこれているんですね。
西川先生が「7つのルール」のような本を書いている理由もそこにあるのかもしれません。『学び合い』に苦しんでいるのではなく、周囲との戦いで消耗している方が多いんだなあ。わたしも、若い時には戦い方が下手でしたね。
今は、結構得意です。
なんて書くと、やっぱり好戦的だと勘違いされそうですが、でも、違うんです。
最高の戦法は、戦わずして勝つ。戦うときには、最小の努力で勝つ。これです。


この辺りの話は万人向けではないけれど、一部の人には役に立ちそうです。特に、若い先生に。
30代の今しかできない話かもなあって思います。Blogにも書けない話でもあります。知りたい人は、何かの折に直接聞いてください。


私信。
Y先生、次に会う機会があれば、昨日よりもコンパクトにまとめてご説明できそうです。昨日はまとまりのない話になってしまい申し訳ありませんでした。