『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

未来

「その日暮らし」の教師にならないようにしています。と言っても、大したことはしていません。来週、来月の仕事を考えて行動する。次の単元の学習を頭に入れて授業を組み立てる。そんなこと程度のことです。
加えて、自分が5年後、10年後、退職する時にどんな教師になりたいかも自問自答しています。
さらには、子供達の来年のこと、卒業のこと、中学校高校進学のこと、大学進学や就職後のことも考えるようにしています。残念ながら、まだ、その先まではイメージがわかないでいるのが甘いですね。


授業中、トップランナーの子に聞かれることがあります。
「次の単元のここなんですけれど…。」
小3だって、この程度の先のことは考えているのですから、教師がその日、その時の授業のことしか考えていなかったら、見下されます。子供達の「先を見て生きる」のが先生だと思うのです。「先に生まれた」だけじゃ、先生にはなれません。


わたしが考える未来は、教師がスーパーマンになることを求められない学校です。
今は、教師がスーパーであることが求められています。仕方なく、わたしもスーパーな振りをする場合があります。でも、そんなのは直ぐに化けの皮が剥がれます。
また、わたしの知っている先生の中で、周囲に勝手にスーパーマン扱いをされている方も居ます。お気の毒です。
学校にスーパーマンは要らないのです。
子供達が居て、教師も居る。
子供達が笑っていて、教師が微笑んでいる。
子供達が学んでいて、教師が見守っている。
子供達が成長していて、教師が感動している。
子供達が満たされていて、教師がもっとと求めている。
それが学校でしょう?


さて、現在は新幹線の中。これから「おにぎりの会」です。
力不足は身に染みて分かっていますが、教育の未来を見据えて、精一杯語りたいと思います。