この本を読んでいます。
簡単で確実に伸びる学力向上テクニック入門<会話形式でわかる『学び合い』テクニック> (THE教師力ハンドブック)
- 作者: 西川純
- 出版社/メーカー: 明治図書出版
- 発売日: 2015/02/20
- メディア: 単行本
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読み始める前に、「多分、こんなことが書いてあるだろうな」とあれこれ予想していたのですが、当たったのが半分、想像もつかなかったことが半分でした。
予想通りだったのは、例えば、「学力とは何か?」や「『学び合い』で成績が上がらない原因」といったこと。
この話でいつも思い出すのは、高校3年=受験生の時です。
わたしは田舎の普通科高校出身。同じ「進学クラス」であっても、色々なレベルの生徒が居ました。
わたしのように「無理せずに入れる国立大学に行くからいいや」というお気楽な奴もいましたが、いわゆる「難関大学」を目指す友人もいました。で、当たり前のことですが、本気で受験勉強に打ち込んでいる友人は、使っている参考書も問題集も、わたしが使っているものとは大違い。時々見せてもらって、「こんなの分から〜ん!」と笑っていました。
そりゃあ、当然です。「難関私立大」を受ける友人が、センター試験しか受けないわたしと同じ勉強をするはずがないのです。
テストに合った勉強をする。
考えてみたら、当たり前のことなんですけれどね。
想像もつかなかったのは、何といっても「学力を上げるために校長がするべきこと」ですね。学力テストの前に、全校で◯◯する・・・。全く考えたこともありませんでした。
わたしは、本気で子供達の学力を上げようと考えているのだろうか。
そう自問していますが、まだ自答できていません。