『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

センス

昨日は、6年生を送る会でした。
勤務校では、6年生と一緒に何をやるのかを各学年が考えることになっています。
縄跳びする学年や、リレーをする学年など、色々な活動があって楽しい会となりました。


さて、我がクラスがやったのは「ジェスチャーゲーム」でした。
3年生が問題を出して、6年生が答えるという形。その問題というのが、例えば「バレーボールをしていて、鼻を痛めた象」なんていうもので、非常に難しく、でも、面白いものでした。3年生のセンスとは思えないでしょう?


けれど、圧巻だったのは、6年生の出し物。アカペラで歌う「なだそうそう」。
鳥肌が立つほどの歌声でした。終わってから担任の先生に聞いたのですが、曲を決めたのが一週間前、練習を始めたのが月曜日だそうです。びっくり仰天です。
当日も含めて5日間しか練習していないとは思えない見事な歌声でした。
「えー、凄いですね、信じられないです」
と感想を伝えると、担任の先生の答えが最高でした。
「そうなのよ、凄いでしょう。本当に凄いのよ、うちの子達」


この答えで、何で6年生がこれほどまでに歌えるのかが分かりますね。
心の底から「この子達は凄い」と思っている担任の下だと、集団はぐんぐん育つのです。とっても素敵な方なのです、その先生。(ちなみに、学力テストの結果もかなりのモノです。)
子供達集団の力を信じられるか否かって、何で決まるんですかね。やっぱり、それも含めて、教師のセンスなのかなあ。