『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

もっとも握るべきは

長くなりすぎないように、結論から書いておきますね。


わたしが子供達に示しているのは、

  1. 何を学ぶか=学習内容
  2. どこまで学ぶか=評価基準
  3. なぜ学ぶか=学ぶ意義

です。


この中で、もっとも大切にしているのは、3番目。
学習内容は、学習指導要領に示されています。さらに、解説があって、それに基づいて決められた教科書があるので、わたしは、それで十分と考えています。
どこまで学ぶか、もそれほど難しく考えていません。わたしの場合、「テストで80点以上取れるくらい」(3学期は90点に上がりました。)かつ「レポートを書けるくらい」です。まあ、テストも色々ですけれど、わたしはワークテストでやっています。NRTでも、全国学テでも、なんでもいいんですれど、子供達が達成できたかどうかを自分で判断できることと、繰り返しチャレンジできることを大切にしています。
なぜ学ぶかは、ちょっと難しいです。それは、「人それぞれ」だから。だって、学校を出た後の人生はそれぞれなんですもん。そうなると、それぞれの人生にとって意味のあることを示さなくてはいけません。
気を付けたいのは、わたしの生き方を押し付けないこと。わたしは、「そこそこの勉強」で生きてきました。だから、そこそこを押し付けちゃいがちです。
でも、子供達は多様です。将来、受験が大切になる子も居るでしょう。あんまり大切にならない子も居るでしょう。わたしと同じ程度のそこそこは勉強が必要になる子も居るでしょう。その多様さを念頭においています。そこを忘れて、自分の価値観で語りすぎないようにしています。
それが難しいですね。