『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

巻き込むために  3

時間が空いてしまったので、簡単に。


なぜ、わたしが「一人も見捨てない」を大切にしているのか。
それは、それによって集団のトップランナーの幸せが保障されるからです。
「自分の幸せ」を最優先に考える集団は、お互いが幸せを奪い合う敵になってしまいます。
けれど、「相互の幸せ」を保障し合う集団は、仲間になります。


わたしが子供達に語っているのは、
「自分のことしか考えない奴が、一番嫌われるよね」
「強い人、威張っている人が『偉い』クラスは、お互いに攻撃し合うよね。頑張っている人、助け合う人が『偉い』クラスは、成長できるよね。
 クラスの中で、威張っている人を中心にするか、勉強を頑張っている人を中心にするか。どっちがいいの?」
なんて言葉。
それによって、互いの幸せを支え合う学級文化を作りたいと思っています。
万が一、そういう文化を壊そうとする存在が居ても、排除してはいけません。排除すると、その存在は「強大な敵」となって攻撃してきます。それよりも、折り合いをつけて指一本でも支えてあげれば良いのです。