『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

第5回『学び合い』仙南の会を終えて。

今日、自分で言って、自分で納得したことをちょいとまとめて、メモしておきます。


子供達が主体的・能動的に学ぶ時、絶対に必要なのが、ゴールを設定することです。ただ、多くの教師は、それだけではなく、チェックポイントを設定しようとします。そして、それが多い方が良いと考えます。
けれど、『学び合い』と西川純氏が従来と違うところは、そのチェックポイントを無くした方が、子供達が学びやすいのだということを明らかにしたのです。チェックポイントを増やしたり、より良いチェックの仕方を考えたりするという、従来の考え方とは真逆です。だからこそ、教師にとっては「怖い」のです。
と考えると、『学び合い』初期において課題の工夫(最初のチェックポイント)や、授業のまとめ(最後のチェックポイント)を削るというのはハードルが高いのです。だから、教師が「本当に削っていいの?」と疑心暗鬼の時に無理にやめるよりは、自分が必要だと思うことは取り入れることは、とりあえず仕方ないのかもしれません。
ただ、いつかは削らなければいけません。
だからこそ、子供達の姿を見て、そのチェックポイントが必要か必要でないかを考えることが大切ですし、それを一緒に考える仲間を作ることが極めて重要でしょう。


ということで、仙南の会のような場は大切だなあと改めて感じました。
参加者の皆様、G先生、ありがとうございました。