『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

緩む

わたしも子供達も疲れていると、どうしても集団が緩みます。
典型的な例は、「出来ていない人がいても、見ないふりをする」場合が増えます。
そりゃそうです。疲れているんですから。


先日、ちょっとだけそういった面が見られました。運動会の疲れが残っていたんでしょうね。
教師がそこで、「ま、疲れているんだから仕方ないよね」と思ってしまうと、集団が一気にその方向に流れます。
最悪なのは、その後に「何でお前たちは友達を見捨てるんだ!」と怒ってしまうこと。だって、見ないふりをしたのは、教師も一緒なんですもん。


だから、そういう姿をちらっとでも見たら、釘を刺さなければいけません。
ということで、ピリッとさせるような語りをしました。
「今日は朝から、これだけの『見ないふり』を発見したよ。俺とみんなはあと10か月の付き合いだよ。でも、このメンバーは6年生まで変わらないし、よほどのことがない限り中学校も同じ学校に行く。大人になっても近所に住む可能性が高いでしょう。それなのに、見ないふりをしていていいの?」という嫌味を具体例を挙げて語りました。ちょっと具体的すぎたなあと反省。具体的だと、嫌味が増しちゃいますから。
嫌味ばかりを言うと嫌われちゃうかもなあと考えないわけではありません。でも、子供達の人生を考えると、言わずにはいられないのです。