『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

好戦的

攻撃的な人や、攻撃に対して攻撃で返す人を見ると、悲しくなります。
なぜなら、私が非常に好戦的な性格なので、その攻撃の裏が分かるからです。

攻撃的な言動は、表面的には“怒り”を纏っています。でも、その裏には別な感情が隠れています。それは多くは“苦しさ”だったり“苛立ち”だったり“寂しさ”だったり、そんなマイナスの感情です。と言い切ってよいのかどうか分かりませんが、でも、私の場合がそうなので、私の目にはそう映ります。怒りの裏にある別の感情が見るようで、悲しいのです。

私は、教員という仕事をすることで、そういった“怒りの裏”の気持ちを中和してきました。子供達と向き合っていると、怒りをコントロールできます。学級は私の鏡だからです。鏡を見ることで自分の感情を修正しています。

そのおかげで、最近ではめっきり“怒り”を感じることが減ってきました。減っただけでゼロではないのですが。いやいや、本当にこれでも減ったのですよ。昔からの仲間はみんな言いますよ、「丸くなった」って。

少し前までは怒りをエネルギーにして仕事をしていました。でも、それって長続きしないんですよね。分かっていたのです、怒りは無駄が多いし、疲れるし。
ということで、もっと効率良くエネルギーを得られるようにしたいので方針転換を心がけています。何かというと、ありきたりな言葉ですが、“愛”ですよね、やっぱり。愛が勝つ。

だって、やっぱり現状を打破するには色々と戦わなくちゃいけないじゃないですか。しかも、長期の戦いになりそう。短期決戦なら怒りで一気に攻めてもいいんでしょうけれど、それじゃあ勝てそうもないからなあ。
ということで、勝つために怒りを捨てるのです。そう、全ては勝つため。

やっぱり私、好戦的なのは変わりませんね。丸くなれてないのかなあ。
ま、どっちでもいいです。勝てるなら。