『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

それも必要なのです。

今日の国語は「漢字」でした。今のうちに3学期の漢字を覚えておいて、少しずつ定着させていこう!という作戦です。覚えきれなかった分はまた後で頑張ればいいのです。
2時間連続で漢字の練習をしていたのですが、どうしても集中力には波があります。ずっと集中しているなんて無理です。
ただ、集中力が切れても、ふっと元に戻る瞬間が面白くて観察していました。

 

ちょっと関係のない話をして、自然と学習に戻るグループもあります。
友達に「ちょっと!」と軽く声をかけてくれる子もいます。
疲れたら教室内をぐるっと回って間違い探しをしている子もいます。
方法は色々ですが、そうやって学習に戻っていく様子を楽しく見ていました。たった16人なのに豊かに関わっていて凄いなあと思います。もう少し大きな集団だったら、もっともっと豊潤なんだろうなあ。うむむ。

同時に感じたのですが、ちょっと関係のない話をしてしまう瞬間も、それはそれで大切なのかもしれません。というか、関係ないように私が感じても、その子にとっては必然的な話である可能性が高いなあって感じました。

結局は、ちゃんと結果が出るかどうかであり、「集中しろ」とか「無駄話をする・しない」とかの細かい指導をするんじゃなくて、結果を求めるしかないのだと思います。
結果を出すために活動する中で起きることは、こちらからは無駄に見えても、必要なのですよ、きっと。