『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

最後の課題

昨日は更新を休みます、という更新でした。それでもアクセス解析を見ると、来て下さった方が大勢いらしたようです。すみません。一言でもいいから、もうちょっと何か書けばよかったですね。読んだ人を惑わすような、謎かけのようなものを。

次はそうします。

 

さて。
不定期ですが、6年生との異学年『学び合い』を実施しています。
これが、非常に良いのです。私のクラスに残されている課題って、「人間関係の幅を広げる」というものだと思っています。
たった16名の集団で、しかも半数以上は幼稚園から一緒です。そんな中でも、これほど柔らかくて流動的な関係性を構築しているのは、我がクラスながら凄いなあと、子供達を尊敬します。でも、やっぱり16名の限界はあります。我慢していることも少なくないだろうなと感じます。
それを解決するには、16名という人数のままでは難しいでしょうね。ですから、6年生と一緒にやることで、学級内の関係性が緩くなります。これが非常にありがたいです。「友達のために、我慢する」のもまあ、必要と言えなくもありませんが、そこに6年生の力を借りることで、「我慢の度合い」が減るんですよね。だから、次の時間はより一層友達を大切にできるようです。だよなあ。分かるなあ。


学級担任として、学級のことを学級内だけで解決することには限界があるのだとちゃんと心に留めておくようにしなくちゃいけません。そうじゃないと、独善的になってしまいそうです。「このクラスのことは、私が一番分かっていますから!」みたいな担任にはなりたくないなー。
同時に。この学級の最後の課題をどう解決するのか、ちゃんと道筋が見えているのですから、頑張らなければいけないところです。より大きな集団と学習する機会を、より長く確保すること。環境の整備は、教員の仕事ですからね。