『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

臨機応変・本気応援

昨日は「縄跳び記録会」でした。私の勤務地では「長縄」よりも「短縄」が盛んなのです。珍しくないですか?

 

さてさて。

本来は3・4年生合同の縄跳び記録会で、しかも隣接する幼稚園の園児が「幼小連携」の一環として応援に来てくれる予定だったのですが、インフルエンザの流行等を考慮し、残念ながら4年生だけでの実施となってしまいました。
それを伝えると、子供達は「えー!?」とブーイング。その理由は
「それじゃあ、アドレナリンが出なくて、記録が伸びない!」
とのこと。なので
「4年生だけでも、しっかりと“記録会”らしい雰囲気を出してやろう!」
と語りました。

さて、開始時刻前に体育館に行ってみると、全員整列済み。しかも、担任を待たずに「開会の言葉」は終わっていました(笑)。担任も、チャイムも待たずに始めちゃうのがこのクラスなんですよね。
その後、競技開始前にある男の子から提案が。
「4年生だけになっちゃったから、半分の人が跳んで、半分は応援にしようよ」
ということで、その場で決定。グループ分けもパパッと自分たちで終わらせ、競技が開始されました。こういうことが臨機応変にできるってすごいなあって思いながら見ていました。

 

さて、競技開始後もすごかったのです。
何がすごいって応援が。
超本気です。応援し過ぎで疲れちゃうんじゃないの!?っていうくらいの応援。
でも、怒鳴り散らしているのではなく、ちゃんと「届けよう」という気持ちの込もった声なのが分かりました。

 

もちろん、縄跳び自体も頑張っていました。ちなみに、内容は「5分間でできるだけ多くの跳び方を決められた回数跳ぶ」というもの。プラス前跳び4分間。やっぱりアドレナリンが出るのか、

「やったあ!初めて跳べた!」
というドラマが起きていました。一方、悔し涙もちらほら。いいねえ。本気だねえ。頑張る姿を見ながら、ほっこりとした気持ちでいました。

 

じゃあ、私の役割は何か。
次の時間は算数でした。

「せっかく頑張った後なのに、勉強の手を抜いたら意味がない!勉強もしっかりね!」

と笑顔で語りました。もちろん、その時間の勉強も本気でしたよ。