『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

怒鳴らない

「愛」を言い訳にすれば、子供達を怒鳴りつけようが、時には体罰をしようが肯定された時代が、学校にはあったのでしょう。私が小学生だった頃は、まだギリギリ許されていたように思います。
その時代が良かったのかどうかは分かりません。でも、今は「体罰」は絶対に許されませんよね。
じゃあ、怒鳴るのはオッケー!?

私は、怒鳴るのも大反対です。怒鳴る指導は、子供達の思考停止と反発を生みます。思考停止も反発も、さらなる「強い指導」が必要になるだけです。(逆に命の危険に関わるような緊急時には「停止」させるために仕方なく怒鳴る場合もあります。「危ない!止まれ!」みたいな。人権問題のような時も同様ですね。)

若い先生には、怒鳴らない指導を心がけてもらいたいです。「子供なんて言っても分からない!」なんて話も聞きますが、でも、叩かなくても怒鳴らなくても分かるように教えるから「教員」なんですのよん。

コツは簡単です。まずは「怒鳴らない」と決めること。そして、オススメは「自分が怒鳴ってしまう場面で、怒鳴る以外の指導は何があるか5個以上考えて試す」。5個程度も考えないで怒鳴っているのは、単なる手抜きです。本当は「10個」と言ってもいいくらい。浮かばないなら、本を読み、先輩に相談すればよいのです。
子供達に指導が通らないのは、その手抜きが子供達に見抜かれているのが原因ですぜ!