3学期はいよいよあと二日で終了です。なんだかちょっと落ち着きません。なんだろう、この変な感覚は。
そう考えて気づいたのですが、30歳を過ぎてからは担任したクラスは必ず卒業させています。だから、なんか変なんですね。卒業以外の学年の終わりがリアルにイメージできない(笑)。
こうなった原因は、今までの教職経験のほとんどが5・6年担任だったというのもありますし、3・4年で担任したクラスを6年で再び担任するという変則的な持ち方をしたからというのもあります。というか、卒業させていないという経験は、過去2クラスだけですね。あとのクラスは、一緒に卒業式を迎えています。
まあ、私と同年代は少ないですし、小学校の場合は男性教員の割合は女性よりも低いので、それほど珍しいことではないかもしれません。
むしろ私は、1年生1回、3年生3回、4年生2回、5年生4回、6年生6回とそこそこ多くの学年を担任できているので、運の良い方だと思います。そして、教職3年目の時に「これから高学年担任をすることが多いだろうから、今のうちに一度高学年以外を担任しておきなさい。絶対に勉強になるから」と3年生を担任させてくれた当時の校長先生には感謝しています。最初の4年間で、5年→6年→3年→1年と全く違う学年を経験できたのは、今思うと、非常に有り難いことでした。
何度も書いていますが、福島県の小学校教員は、平均年齢50歳です。60歳で定年なのに平均50歳という凄まじいほどのアンバランスさ。その中で、若い先生方が多様な経験を積めているのだろうか・・・。とちょっと心配になってしまいます。
まあ、皆さんが私と同じような経験をする必要もありませんし、私みたいな教員が増えても困りますけどねー。