「年間Level」について、昔作った資料を見つけたので、ここに載せておきます。
3年生の国語「読むこと」の指導です。平成22年に作ったものですね。ものすごく昔に感じます。今読むと、まだまだ甘いな(笑)
でも、ちょっと詰めが甘い分、変に捻ってなくて分かりやすいようにも思います。これで私が言う「年間Level」が多少は分かっていただけるでしょうか。
裏面のノートほ、私が何の指示も指導もせずに、みんなで学び合って書いたと記憶しています。だって、前にやっていることに「上積みしたもの」ですからね。同じような学習を年間で何度も繰り返しながら、でも、それは全く同じではなくて、やるごとに高まっていく。いわゆるスパイラルってやつでしょうか。坂内さんから教えてもらった「降り積もる学び」という言葉も、大きなヒントになりましたね。
大切なことは何回も繰り返して学べばいいんです。もしかしたら、1回しか学ばないようなことは、大して大切じゃないのかもしれません。
それを具体的に子供達に示し、日常の授業で継続的に実践できるのが、私の考える「年間Level」です。「この授業は、以前はいつどんな風に学んだことから繋がっているんですか?」と言われて応えられるかどうか、ですかね。
さて。
今ではこの「年間Level」の次にいっています。一つの教科だけではなく、複数の教科が縦横に絡み合い、往還する。そんな授業を目指しています。それがみゆき会のやっている「インタラクティブ・カリキュラム」であり、それを可能にするのがみゆき会流の「カリキュラム・マネジメント」なのです。
これについては、また別に発信します^ ^