『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

大切なことは、繰り返す

「年間Level」について、昔作った資料を見つけたので、ここに載せておきます。

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3年生の国語「読むこと」の指導です。平成22年に作ったものですね。ものすごく昔に感じます。今読むと、まだまだ甘いな(笑)
でも、ちょっと詰めが甘い分、変に捻ってなくて分かりやすいようにも思います。これで私が言う「年間Level」が多少は分かっていただけるでしょうか。

裏面のノートほ、私が何の指示も指導もせずに、みんなで学び合って書いたと記憶しています。だって、前にやっていることに「上積みしたもの」ですからね。同じような学習を年間で何度も繰り返しながら、でも、それは全く同じではなくて、やるごとに高まっていく。いわゆるスパイラルってやつでしょうか。坂内さんから教えてもらった「降り積もる学び」という言葉も、大きなヒントになりましたね。


大切なことは何回も繰り返して学べばいいんです。もしかしたら、1回しか学ばないようなことは、大して大切じゃないのかもしれません。
それを具体的に子供達に示し、日常の授業で継続的に実践できるのが、私の考える「年間Level」です。「この授業は、以前はいつどんな風に学んだことから繋がっているんですか?」と言われて応えられるかどうか、ですかね。

 

さて。
今ではこの「年間Level」の次にいっています。一つの教科だけではなく、複数の教科が縦横に絡み合い、往還する。そんな授業を目指しています。それがみゆき会のやっている「インタラクティブ・カリキュラム」であり、それを可能にするのがみゆき会流の「カリキュラム・マネジメント」なのです。

これについては、また別に発信します^ ^