『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

分からない

今日の社会の時間。
おお!という動きが学級のあちこちでありました。(課題も当然ありますが。)
隣のO先生からは「どうしてこんなこと(急激な良い変化、という意味です)が起きたんですか?」と聞かれましたが、正直に言って「よく分かりません」としか言いようがありません^^;


気合いを入れて作った「単元進行表」と「3時間分だけれど、あなた達なら1時間で終わる」という語りが良かった!と言ってもいいのですが、でも、あんまり関係はないと思います。
また、特定の誰かが良かったわけでもないのです。
A君の行動がきっかけとも言えるけれど、それを引き出したのはBさんの勇気ある「ちょっとの動き」だとも言えるし、けれど、それを大きく広げたのはC君だし、その一方でDさん、Eさん、FさんのグループとGさんの関係の変化も学級に大きな影響を与えているのは間違いないし。

ということで、「どうして?」と言われても、分かりません。

また、ちょっと残念ながら、次の時間は「普通」でした^^;まあ、そうですよね。こうして上がって、もどって、また上がって。少しずつ薄皮を重ねるように、変化していくのですから(と表現しのは、坂内さんでしたね、確か。)重ねた直後は変化が大きく感じ、でも、すぐになじんで「変わってないじゃん」と思う。それが積み重なっていつしか大きな変化になるのです。


毎日毎日あれこれ頭を悩ませて、何を語るか悩んで、時には語るのをやめたり、余計なことを言ったと後悔したり。
こんなに頑張っても「どうして良くなるのか分からない」のですから、困ったものです。
ただ、「ちゃんと薄皮を重ねられているな」ということが実感できたのですから、まあ、よしとしましょう。(それでも、明日はまた悩むのです。ちゃんと重なっているの?」と。)