『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

本能レベルを超えて

人が本能的に繋がれるのは4〜5人程度なのだ、ということを忘れないようにしています。
そうじゃないと、「どうしてもっと多くの人と繋がらないんだよ!!」とイライラしてしまいがちだからです。

 

私は、4〜5人レベルのつながりを超えて、全体を見ることのメリットを分かっています。過去のクラスで目にしていますし、自分自身もより広い集団に目を向けることで、人生が豊かになる経験をしていますから。
けれど、子供達は「全体を見なさい」「より多くの人と繋がりなさい」と言われても、そのメリットを十分には実感できていないのです。数人が「先生がそう言うなら・・・」と仕方なく動いてくれるのがスタート。

 

それが、多分ですが最近になって「本能レベル」を超えられる子がチラホラと見えてきました。
しかも、「おお!君がそう動くか!!」と嬉しい驚きを与えてくれる子が毎回、いるものなんです。
そういう姿を見ると、本当に感動します。小学生であっても、素直に「すげえ!」と思います。