『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

子供達のせいにしたくなる時には

学級内で上手くいかないことがあった場合に、
「お前たちは本気で考えたのか?」
「それで一生懸命やったと言えるのか?」
なんて言いたくなったり、実際に言ったりしてしまうこともあります。

が、そういう時って、大抵は私が手抜きをしているんですよね。自分の手抜きを子供達のせいにしている。私がもっとやれることがあるのに、やらないから、子供達が動けないのです。

そして、そういうことをしてしまうのは、私が忙しい時なんですよ。分かっているんだけれどなあ。やっぱり、仕事って忙しくやってはいけません。忙しさに振り回された時点で、仕事は半分失敗が決定したようなもんです。余裕がないと、いい仕事なんてできないんだよなあ。

 

また、子供達に対して「本気」を求めてしまうのも、危険な面もあると思っています。
上手くいかないのを「気持ち」のせいにしてしまうと、見落としが増えるからです。

  • 目標は明確?
  • その目標を達成するだけの時間は与えている?
  • 必要は道具や材料は揃っている?
  • 試行錯誤ができる環境は整えてある?

そういうことを考えないで「本気でやったのか?」という気持ちの問題にしてしまったら、子供達のパフォーマンスは落ちますよね。

 

なにはともあれ、子供達のせいにしたくなった時は、一歩立ち止まること。そして、自分の行動を振り返らなくてはいけませんね。