『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

伝えたいこと・伝えなくちゃいけないこと

私は、私がやっている『学び合い』が誰かの役に立って欲しいと願っている。だから、こうして毎日ブログを書く。が、実際はなかなか難しい。なかなか伝わらないことにイライラする。人と会って話すことが億劫になる。
伝えたいけれど、なかなか伝わらない。そういう経験を積む中で、自分の何が悪いのだろうと苦しくなる時もある。

伝え方が悪いのか、性格が悪いのか、頭が悪いのか。そもそも、自分の経験を広めよう、伝えようという考え自体が間違いなんじゃないの!?とも考える。

そん中、ふと気付いた。

 私が広めたいのは、私の「方法」ではない。私が広めたいのは「心」だ。「教員が『仕方ない』と思っているその子も、本当は仕方なくないんですよ。救えるのは教員の努力ではなく、集団の力です」ということなのだ。

私の方法は、私にしかできない。でも、『学び合い』は私にしかできないものではない。多くの人にとってやりやすい方法は西川先生の本に示されている。だから、私が誰かに『学び合い』について説明する時には、私の『学び合い』ではなく、本に書かれている『学び合い』を紹介する。その方が確実だから。

ただし、本に書かれていることも万能ではない。当たり前。万人に合う方法はないからね。「本に書いてあることが合わない」「その先が知りたい」という人がいたら、その時は「現場の人間」の出番となる。

夏休みの『学び合い』フォーラムで「6月くらいまではイイカンジで『学び合い』が出来ていたと思ったら、7月くらいにはダラけてきて…」という話を複数聞いた。これ、実際は失敗ではなく大成功。学級が育ってきた証拠。じゃあ、そうなったら次はどうすればいいの?本に書かれているコトの次。それを伝えていくことが、私が私自身に課したミッション。

 

最近はモチベーションが下降傾向なのだけれど、もう一踏ん張りしなくてはならない。
今日もやれることはやった。明日もやれることをやろう。