『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

安くするのがお客のため?

今日は娘と洋服を求めて買い物へ。街はSALE真っ只中で、どのお店も混んでいた。
いくつかの店を回ったのだが、結局は、私が最もよく買う店で購入した。

 

私がその店でよく買うのは、駅から近いがそれほど混まない場所にあるという立地面もあるし、店の雰囲気も好きだし、店員さんも好感が持てるし、それほど高い物ばかりじゃないし、何よりそこの商品が好きだからなのだが、もう一つ、大きな要因がある。

それは、「SALEだからと言って、それほど割引しないこと」だ。


今日も、私が買った物は10%引きだった。他の店は「最大50%OFF」なんてデカデカと貼り出されていたりする。店の中を見ても、30%とか40%とか引かれた商品が並んでいる。
一方、私が好きなその店は、20%引きの商品も稀なくらいだ。昨年私が買った商品が値引きされずに同じ値段で置いてあったりする。だから、「安心」なのだ。


SALEだから安くする、という店も多いだろう。そして、だから買う、という人もいる。そういう人が多いのかもしれない。
がしかし、「1か月前に買った商品が、半額になっている!」なんて店には、私は何度も行きたくないなあと思う。損をした気持ちになってしまいそうで。だったら、いつでも「そこそこの値段」で売ってくれた方が、小心者の私なんかは安心して買い物ができる。

「バーゲン大SALE!」の他の店を見ながら、「本当に、安くするのがお客のためなのかなあ」なんて考えながら歩いていた。
当然ながら、学校のことも考えた、「学校でも『○○するのが教育なのか』『○○するのが児童のためになるのか』と立ち止まって考えなくちゃなあ」と。同時に、「俺みたいな捻くれ者と、多くの人が大切にするものは違うんだろうな」とも。