『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

意図を持って

今日は勤務校の「豆まき集会」でした。

その中で、集会委員会による「節分クイズ」があったのですが、下の学年に盛り上がり過ぎてしまった子が一部いて、クイズを読む声が聞こえなくなってしまいました。

 

委員会の子が「静かに」と呼びかけても、その声も聞こえない状態。仕方がないので、私も声をかけることに。こういう時には「うるさい!」とか「黙りなさい!」とか言ってしまいがちなんだけれど、少しだけ考えて、こう声をかけました。

「クイズの声が聞こえないよ。静かにしてあげよう」」

私が考えたことは二つです。

一つは「この状態を私が良くないと考えている理由を、どう伝えようかな」ということ。委員会の子たちや、問題を聞きたい子たちが困っているからことを、短く、でも、できるだけ多くの子に伝えたいなあと考えました。

もう一つは、「私がどんな人へと成長して欲しいのかが、少しでも伝わるような指示をだそう」ということ。私は「静寂」を求めているわけではありません。笑ったり、悔しがったりしながらクイズに参加する方が楽しいでしょうから。その上で、自分以外の人のことを考えてあげられる人へと成長して欲しいのです。

 

この二つを合わせて、出てきた言葉が

「クイズの声が聞こえないよ。静かにしてあげよう」

でした。

まあ、この声かけが正しいのかどうかは分かりません。でも、私なりの意図を持って、声をかけるようにしています。