今日は、週に一度、外部の支援員さんが学級に入って私と一緒に授業をする、とある活動がありました。その支援員さんは、4月からほぼ毎週、私の学級に入ってくださっていました。
今年度最後の授業が終わり、放課後に御礼を述べていた中で、その支援員さんからこう言って頂きました。
「子供って、1年でこんなに変わるものなのね」
もちろん、これはポジティブな意味での「変わる」です。定期的に子供たちの姿を見る中で、成長を感じ取っていただけたのでしょう。ありがたいし、嬉しい言葉でした。
でも、本当は「変わった」のではなく、「変えた」のです。主語は「みんな」。私が全員を変えることは不可能です。そして、一人の力で人を変えることも不可能でしょう。みんなでみんなを変えたのです。
けれど、喜んではいられません。だって、「変える」必要がないことが一番なんですもん。私は「凄いですね」「流石ですね」と言われるために仕事をしているのではありませんから。