一年前に「ある方」が私の学級に遊びに来てくださった時に書いた振り返りの文章を読み返しました。普段はあまりそんなことはしないんですけれど。
最後にこんな言葉が書いてありました。
○○さんは「一人も見捨てない」とは言わない。教師にそんな力がないのは分かっているはず。もちろんわたしも分かっている。教師なんてその程度だと分かっている。それでも子供達に幸せになって欲しいじゃないか。そう考えると、ああなるんだよ。だって、「幸せ」なんて不確実。何をもって幸せと言えるかもめちゃくちゃ不確実じゃないか。だから、一人一人が幸せににじり寄るようなそういう教育をするしかないのです。
珍しく良いことを書いたなと思います。ああなるしかないよね、と今でも思います。それが、急に教員を辞めてしまって、それはちょっと「恨んで」いますけれど。
私は自分がこの先、どのような教員人生を送っていくのかをまだ定められずにいるのだけれど、でも、「このまま」でいるのは無理なんだなとも感じています。
私自身も、自分の幸せに向けてにじり寄るように生きていくつもりです。