『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

ちょっとずるい書き方

こういうことを書くと、混乱する方もいるかもしれませんが、まあ、それが私ということで。

 

昨日、「課題は何でも学び合える」なんてことを書いておきながら、実は私、出来る限りの「授業準備」をしています。世の小学校教員の平均を遥かに超える労力を、授業の準備に費やしているはずです。日々、教材研究や教材分析をし、授業のシステムを考えています。

でも、教材研究をしているから、子供たちが学び合えるわけではないのです。教員が教科に対する高い専門性を持っているにも関わらず、子供たちが学べない。そんな学級は山ほどあるでしょうから。

 

じゃあ、何で授業準備をするのか。
それは、「学びがいのある授業」にするためです。

私が子供たちに「一人も見捨てないこと」を求めると、子供たちはそれに応えようとしてくれます。その時にトップランナーとして頑張る子は、比較的勉強が好きな子達です。その子達は、私の

「人間は、他者に教えると、賢くなる」

「日本一のクラスになろう!」

という言葉を信じて教えるんです。もっと賢くなりたくて、日本一賢くなりたくて学び合ってくれるんです。トップランナーは、学びがいのある授業を求めているんです。

 

子供たちのその想いに応えたい。

授業準備も「愛」なのです。愛なき教材研究は、子供たちに響きません。

ただ、トップランナーにとって学びがいのある授業は、一部の子にとってはツラい面もあります。でも、「一人も見捨てない」んです。

 

愛があってこその教材研究、教材分析、授業システムです。