2学期が始まり、今日は学級の「係」を決めました。始めに「学級にどんな係があるといいか」を出し合い、その後、どの係をやるかを決める。そんな流れで行いました。
その中で、ちょっと気になる動きがありました。女子児童のほとんどが一箇所に集まり、なにやらごにょごにょと話しているのです。私はその様子をじっと見て、そして、話していることを聞いていました。ははあん、「一緒の係になろうね」とやっていますね。よくある話だなあ。
そこで、話し合いを一旦ストップ。こんな話をしました。
「今は、どんな係があるといいかを話し合う時間だね。だけれど、『グループづくり』をやっている人たちがいたよ。ちょっと考えよう。他の人はどう感じただろうね。そこに混ざっていない人はどう思うだろうね。はっきり言って、自分勝手な行動だよ。
それにね、女子のほとんどが同じ係をやりたいなんて、おかしな話だよ。みんな同じなクラスなんて気持ち悪い。本当に必要だと思う係ややりたいと思う係をやりなさい。こそこそとグループづくりなんてしていたら、良いクラスなんてできないよ」
私の学級づくりは、こういうむさ苦しい話の積み重ねです。でもね、こういう話を面倒がっていては、集団なんて作れないと思うのです。学級の「気になること」にちゃんと向き合っていくべきです。