私の弱点は、子供達に対してちょっと意地悪な言い方をしてしまうこと。性格の悪さが言動に出るんでしょうね。ですから、意識的に明るい言葉を使うように心掛けています。
例えば、今日の算数。ある男の子はスタート時点で集中力が欠けているのが見て取れました。私も声をかけたし、何人もの友達も声をかけましたがなかなか学習が進まず。案の定、授業の最後には周囲から大きく遅れてしまいました。
一瞬よぎったのは、「だから言っただろう!」という言葉。声をかけたのに、何でやらなかったんだよ!と責めそうになりましたが、一呼吸おいて、こう言いました。
「今日は残念だったなあ。でも、大丈夫だよ。次の算数の時間はみんなが助けてくれるから、今日できなかったこともきっとできるよ。
みんなも助けてくれるでしょ?」
明るく言ってますが、半分は強制ですね。「ちゃんと助けろよ!」という。でもね、そういう明るいプレッシャーが集団を動かすと思っています。