『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

ふと見える成長

「学びのカリキュラム・マネジメント」で書いている4作目の社会科レポートの締め切り日だったため、昨日の「振り返りジャーナル」のテーマは「社会のレポート、どうだった?」にしました。「あんまり書けなかった」と振り返っている子や「ちょっと集中できていなかった」という子もいましたし、「いいレポートが書けた。楽しかった。」という子もいました。

書くことが楽しい、と言葉に出してくれる子が学級内に何人もいることは、嬉しく感じます。4月当初は、書くことに対して拒否感が大きい学級でした。というか、ほとんどの学級にいますよね、作文を恨んでいる子って。そういう子達が「書いて楽しい」と言えるまで成長したのですから、大きく成長したなあと感じます。

でも、成長を感じるのは、そこだけではありません。
あんまり書けなかった、という言葉の裏には、「もっと書きたかったけれど」という気持ちが透けて見えます。書きたい、書けるようになりたい、そういう気持ちが素敵です。それに、集中して書けなかったと言えるのは、自分の集中の度合いを客観的に振り返っているのですから、なかなか凄いことじゃないでしょうか。私は言えるかな、「今日の週案作成はちょっと集中力に欠けていましたね」なんて。

やっぱり侮れませんよ、小学校3年生。舐めてかかったら、こっちがバカにされます。

 

今回のレポートで満足できなかった子には「次の単元で頑張るんだよ」と伝えました。こう言えるのが、「学びのカリキュラム・マネジメント」の本当に良いところです。

子どもの書く力が飛躍的に伸びる! 学びのカリキュラム・マネジメント