『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

許容量

子供達の中には、ちょっと叱られただけで落ち込んだり、いじけたりしてしまう子がいます。私は、そういう子を「もう怒られすぎて、許容量を超えているのかもしれないな」と受け止めます。

人には「これくらいなら怒られても耐えられる」という許容量があるんじゃないでしょうか。そして、中にはその許容量を超えて怒られてきた子もいそうです。そうなると、自己肯定感が極端に下がって、意欲がダダ下がりになるのだと考えています。

「許容量を超えて怒られてき子」は、何かある度に「どうせ自分なんて」と落ち込みますし、どうせ怒られると思っているので努力を拒否します。また、自分なりに頑張ったのに怒られる、という経験が重なった結果、わざと怒られるような行動を取ります。「怒られてるのは、わざとだもん」と強がることで、自分を守っているのかもしれません。

まあ、私の経験だけが根拠なので、それほど自信満々に語れることではないのですが。

 

悪いことをしたら、叱る。

それはもちろん必要だとは思います。教員には、それを求められることも多々あります。だから私も「叱らなくちゃ」と考えがち。でも、ちょっと肩の力を抜いて考えなくてはいけないのかもなあ。。。と、今日も反省をしています。