『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

宮城県で働く小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。2月に単著発売予定「流動型『学び合い』の授業作り」発売

教科書の意図を読む

何度も書いていることですが、教員になってから最初の数年間は、授業の構想を練る際、「何をやるか」という方法レベルだけで考えていました。でも、経験を積むうちに「何を身につけるのか」という目標のレベルまで考えが至るようになりました。

 

児童にどんな力を身につけたいのか。そのためには、どんな学習活動が適しているのか。そういう視点で授業を考えると、教科書がよく考えて作られているのが分かるでしょう。もちろん、全面的に賛成というわけではありません。疑問を感じるところがあったりもします。が、それも含めて「こういう考えで、こういう教科書になったんだろうな」と予測がつくようになってきました。

例えば、社会。単元の最初に2ページ見開きで大きな写真や絵が掲載されていることがよくあります。なぜこの写真や絵が使われているのでしょう。多くの場合は、そこから「学習の見通し」を持てるように、という意図があるのでしょう。消防についての単元であれば、消防車だけではなく、パトカーやガス会社の車も描かれています。そこから「消防に関わる人の多様さ」に気づき、調べ学習に繋げて欲しい。そういう意図を感じます。
私の場合、一斉指導時代には「この絵を見て、何か気づいたことはあるかな?」なんて発問をして、児童の答えから、私が「適している」と判断したものを取り上げることで、「単元の見通し」としていました。例えば、「消防士さんが火を消している」「消防士さん以外にも色々な人がいる」→「じゃあ、火事からくらしを守るためには、誰がどんな仕事をしているんだろうね。詳しく調べてみよう」といった流れです。

『学び合い』に出会ってからはもっとストレートに「この絵は、火事からくらしを守るために、色々な人が色々な仕事をしていることを表しています。この絵から誰がどんな仕事をしているのか10こ以上見つけなさい」というように最初から意図を示した課題を出します。

 

この絵や写真に込められた意図を読み取ることは、授業構想に大いに役立ちます。

教科書の画像をここにのせるわけにはいかないので説明しにくいのですが、明日以降も頑張って書いていきましょう。