私は、若い時には「周囲から『良い先生』って思われたい」と願ったり、「俺は人一倍頑張ってる」と自己評価したりしながら仕事をしてきました。そう思うに至ったエピソードは沢山思い付くので、いつかこっそりとどこかで話せたらいいなあ。
でも、徐々にそういった思いは減ってきました。良い先生と思われたいとか、人一倍頑張ってるとか、そういうものは周囲の目を過剰に気にすることになりますから。
人からの目を気にしたり、人と自分を比べたりするより、自分が満足できるよう楽しく仕事がしたい。それ以上に、幸せに生きていきたい。
そういう気持ちが徐々に大きくなっています。自分が楽しくて仕事をするには、周囲と良い関係を築き、ちゃんと評価してもらえた方が良いでしょうし、自己評価だって高い方が良いでしょう。でも、これらは目的ではないんですよね。
何のために仕事をするのかと言えば、最終的には「自分のため」ですから。自分が幸せになるため。そして、自分が幸せになるためには、より多くの人が「同僚」である方が良い。それが『学び合い』のセオリー。
自分が幸せになるためには、より広い範囲を我が事として考えた方が良い。それができる「大人」でありたいです。