『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

要注意!

私は最近、意見の合わない人がいても腹が立ちません。

「あなたとは意見が合わないな」

と言われても

「あなたの意見は間違っているよ」

と言われても、その違いは広い範囲で考えれば、そして長い目で見ればプラスになるからです。意見が合わない人が存在する集団は健全です。発展のためには多様性が必須なのです。

 

一方で、「分かります!」と言いつつ全く分かり合えていない関係は苦しくなります。そして、心のシグナルが黄色に点滅します。分かっているつもりなので、それ以上考えないし、意見も述べ合わない。分かる日はもしかしたら来ないかもしれない。でも分かったつもりで安心感だけが漂っている。そうなったら発展がないのではないかと危惧します。分かったつもりは要注意。

 

全く分かり合えないのも寂しいので、ここは分かるが、ここは分からない。でも、そのうち分かり合える日がくるかもしれない。来ないかもしれない。それくらいの関係が健全なのではないでしょうか。