『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

比較するからよく分かる

何度か書いていますが、今年は4つの学級で授業をしています。教員19年目で初めての経験です。
4つの学級全てで語っていることがある一方、一つの学級では語るけれど、他では語らないこともあります。逆に、このクラスだけには伝えておこうということもあります。
つまりは、必ず語るべき(と私が考えている)こともあるし、学級によっては語らなくてもよい(と私が感じる)こともあるのですよね。当たり前といえば当たり前ですが、でも、学級担任生活では実感することはありませんでした。

5、6月に全クラスで何度も語っているのは、「関わることの大切さ」について。以前は、子供達の関わり合いを「教える、教わる」だけで考えがちでした。「教えてあげよう」「教えてって言ってみよう」みたいな。でも、よく考えたら、関わり合いってそんなに単純じゃありませんね。一緒に悩んだり、寄り添ったり、教えてるつもりが教わることになったり、教わっている側がなぜか威張っていたり(笑)豊かな関わり合いが、自分を助けることになるのだ。そういう価値観に子供達を染めようとしていますね。まあ、週に3時間程度ですから、焦らずじっくり涵養していきましょう!