六月の半ば。4月から『学び合い』を続けているクラスでは分岐点を迎えている時期でしょう。
そろそろ、1時間に1課題で全員達成を目指すスタンダードな『学び合い』が苦しくなっているのではないでしょうか。
ここで安易に「全員できなくてもいいんだよ」なんて言うと、トップランナーが走らなくなってクラス全体が停滞します。
ここで強固に「全員達成だー!」と推し進めると、苦しい子が増えていきます。
じゃあ、どうすべきなのか。
これね、教えて差し上げたいのですが、答えは私には分からないのです。だって、「あなた」のことも「クラス」のことも分からないから。一番良いのは、あなたのこともクラスのことも見ている同僚と、ああでもないこうでもないと相談できること。それが無理なら、あなたのことを見ている近くの仲間と相談できること。私はそう、考えています。
ただ、そういう環境がない方も多いでしょうから、ちょっとだけヒントを。
私は5年生には
「学びのレベル1は全員達成できてるから、次は学びのレベルアップさせていこうね。レベル3もクリアできる人が増えたら、レベル4を教えるよ」
という話をしました。
6年生には
「ちょっと勉強のペースが遅くて、暇にさせちゃってるね。申し訳ない。ペースアップ⤴️できるように、考えておきます」
という話をしました。
学びのレベルを上げるのです。
じゃあ、どうやって?というのは、やっぱり直接会って、ああだこうだ言い合わないと難しいですね。