『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

レベルアップ

六月の半ば。4月から『学び合い』を続けているクラスでは分岐点を迎えている時期でしょう。

そろそろ、1時間に1課題で全員達成を目指すスタンダードな『学び合い』が苦しくなっているのではないでしょうか。

ここで安易に「全員できなくてもいいんだよ」なんて言うと、トップランナーが走らなくなってクラス全体が停滞します。

ここで強固に「全員達成だー!」と推し進めると、苦しい子が増えていきます。

 

じゃあ、どうすべきなのか。

これね、教えて差し上げたいのですが、答えは私には分からないのです。だって、「あなた」のことも「クラス」のことも分からないから。一番良いのは、あなたのこともクラスのことも見ている同僚と、ああでもないこうでもないと相談できること。それが無理なら、あなたのことを見ている近くの仲間と相談できること。私はそう、考えています。

 

ただ、そういう環境がない方も多いでしょうから、ちょっとだけヒントを。

私は5年生には

「学びのレベル1は全員達成できてるから、次は学びのレベルアップさせていこうね。レベル3もクリアできる人が増えたら、レベル4を教えるよ」

という話をしました。

6年生には

「ちょっと勉強のペースが遅くて、暇にさせちゃってるね。申し訳ない。ペースアップ⤴️できるように、考えておきます」

という話をしました。

 

学びのレベルを上げるのです。

じゃあ、どうやって?というのは、やっぱり直接会って、ああだこうだ言い合わないと難しいですね。