子どもたちは力を持っている。だから、任せれば、しっかりやれる。
そう言う教員は多い。でも、「何を」「どれくらい」任せるのかは、それぞれ異なる。
私の授業や『学び合い』について説明すると「無理」と言われることが多い。
「行事は任せられるけれど、授業は難しいんじゃないの?」
と言う人もいる。
「学活は任せられるけれど、授業は難しいんじゃないの?」
と言う人もいる。
「算数は任せられるけれど、国語は難しいんじゃないの?」
と言う人もいる。
「単元によるんじゃないの?」
と言う人もいる。
「理科のこの単元は『学び合い』は無理ですよ」
と言う人もいる。
「高学年にはできても、低学年には無理」
と言う人もいる。
「高校生にはできても、小学生には無理」
と言う人もいる。
「小学生は素直だからやるけれど、高校生はやらないよ」
と言う人もいる。
「なおたかさんにはやれても、私には無理」
と言われるのが一番つらい。
まあ、人によって色々なのは仕方ないし、ある意味、健全なのだろう。
そんな中、私がやるべきことは何なのだろうか。きっと
「いやいやいや、けっこう任せられますよ?大丈夫ですって」
と示し続けることかもしれない。だって、本当に結構大丈夫なんですよ。やってみれば、意外とイケます。
特に、若い先生方には挑戦して欲しいんですよね。もうすぐ、無理とか言ってられない時代がきますよ、きっと。