『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

楽しさのいろいろ

そろそろ2学期の授業も、終わりの時期を迎えました。今日は6年生で「2学期の反省」を書いてもらったのですが、その前にこんなことを語りました。

 

私は、1学期もそうでしたが、この2学期も、みなさんに楽しんで欲しいと思いながら授業をしてきました。楽しさは人それぞれ違うものでしょうけれど、私が考えていた楽しさは3つです。

1つは、学ぶこと自体を楽しいと思って欲しい、ということ。理科が好きで、学び合う授業が好きで、楽しい!そう思ってもらいたいと願って、授業をしてきました。もし、そう思ってくれている人がいたら、嬉しいです。

でも、そういう人ばかりではありませんよね。きっと楽しめなかった人もいたことでしょう。私の力不足です。私の限界です。ごめんなさい。だから、もう1つ考えていたのは、自分は楽しくなくても、楽しいんでいる人の楽しみを助ける楽しさを味わって欲しい、ということです。自分はそれほど楽しくない。でも、一緒に学んでいる人が楽しいのなら、それを助けてあげよう。少なくとも足を引っ張るようなことはやめよう。そういう関係を結べていれば、自分が好きじゃないことも、ちょっとは楽しめるものだというのが、私の考えです。

そして、最後の1つは、理科を楽しんでくれた人が、楽しめていない人を楽しめるようにしてあげることを楽しんで欲しい、ということ。楽しい人は、楽しさを分けてあげることで、楽しさが増すのです。それを実感して欲しい、そんな風に考えています。

 

世の中に、完璧ということはないだろろうけれど、このクラスの学びは、かなり良い線いっていましたね。ただ、どんなに素敵な行動も、時間が経ったら忘れていってしまいます。3学期にまた思い出せるように、ぜひ、書き記しておいてください。そのために、カードを用意しました。3学期にもっとやれそうなことも書いてください。きっとみなさんの役に立ちますよ。

 

多分、約2分半くらいでしょう。
まだちょっと長いかな。