人間には「物語欲」がある。
人は「こんな物語の中を生きたい」という欲求をもって生きている。
そんなことを、鴻上尚史氏が書いていた記憶がある。高校時代に読んだものなので詳細は忘れてしまったが、戯曲か「ごあいさつ」のどちらか(もしくは、両方に書かれていたような気もする)でこの言葉と出会って以来、私は「物語欲とどう付き合うか」ということを、考えながら過ごしてきた。
私は、教員としてどんな「物語」を欲しているだろう。最近、スケールの小さな物語しか思い描けていないように感じる。もっと大きな夢を見たい。しかも、リアルに。
やっぱり、担任を持てないと、つまらない。教務主任には飽きた。