『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

音読しない授業

今日の国語は説明文の単元。ちょっと迷ったのだが、音読をせずに読み取りの活動に入った。

「音読をせずに読み取り」にはいる研究授業を行い、かなり批判されたことがある。私は、物語文は「表現」としての音読や朗読の活動は大切にしている。しかし「理解」のために音読させることは、ほとんどない。なぜなら、『学び合い』で読み取りの授業をしていて、「文章を理解するために自発的に音読をする子」がほとんどいないからだ。ゼロとは言わないが、記憶にない。

一方で、

「音読できないということは、読めないということ。読めないということは、内容を理解できないということだ。読み取りの授業では、音読は必須だ」

という話を聞いたこともある。うーん、これって本当なの?例えば、私が英文を読む時、音読できない=発音やアクセントは不正確だけど、内容は理解できることが多い。音読できることと内容の理解って、あんまり関係なさそうだけれどなあ。でも、自信はないなあ。

少なくとも私は、音読をすると文章の中身があまり頭に入ってこない。理解するためには黙って読みたい。世の中の全員がわたしと同じだとは思わないが、私と同じ感覚の人も絶対にいるとも思っている。