『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

良いクラスだなあ

個人情報が絡むので詳しくは書けないけれど、昨日は何度も(ああ、良いクラスだなあ)と感じることがあった。もちろん課題もたくさんあるけれど、そんなことは当たり前。その課題についてはストレートに

「俺は不満だよ」

と伝えた。

「どうするかはみんな次第だけれど」

とちょっと嫌味も付け加えて。以前より柔らかく伝えられるようにはなったけれど、その分ウザさは上がっただろう。

それを差し引いてもやっぱり良いクラスである。きっと3月には、またまたまたまた極上の素敵なクラスになるんだろうなあ。いいなあ、俺も小学生としてこのクラスに居たいなあ。

 

以前、ある人に

「高橋先生のクラスのような素敵なクラスを作るには、どうすればいいんですか」

と聞かれたことがある。私は毎年良いクラスばかり担任させてもらっているだけなので、何と言えばいいか分からない。でも、一つだけ心がけていることがある。

クラス子供全員が、(私にとって都合の)良い子ばかりなはずがない。でも、集団として見た時に、一人一人が担う役割があるのだ。だから、個々を見過ぎず、クラス全体を見るようにしている。

個々の幸せを心から願うからこそ、個を見ずにクラス全体を見る。

これが分かると、クラスの輝きが増す。そしてその光がクラスの子供達一人一人を照らすのである。

私一人が全員を輝かせることはできない。月の裏側は暗い上に、地球からは見えないのだ。