ここ数日、石川晋さんの新刊を読んでいた。私にしてはゆっくり、じっくりとしたペース。そう読みたい本なのだ。
その中で、痺れる言葉に出会った。東京都の甲斐利恵子先生の言葉だそうだ。
鋭いことを言うことが素晴らしいことだと思い込んでいる。鋭いことは、人の心に届かないのよね。
「学校とゆるやかに伴走するということ」フェミックス p148
ああ、そうだよな。
いつの間にか私は、鋭いことを言おうと硬くなっていた。子供達にも、職場でも、ネット上でも。
それにしても、石川さんの文章は心に沁み入るなあ。本全体の感想はまた後ほど、ゆっくりと。もう一度読み返してから書こうと思います。