私は以前から「授業6段階説」という「根拠・俺」のトンデモ仮説を唱えてきた。また、「大人になること」を「共時的、通時的な広がり」で説明してきた。何度かセミナーの場で話したこともある。この2つが最近、私の中で繋がった。さらには、私が思う以上に一般性があるんじゃないかと感じている。そして、『学び合い』による授業を継続する上で非常に有効だと確信が持てた。
『学び合い』を続けて10年。様々なものが繋がってきた。嬉しいことである。
しかし、今までとは違った辛さもある。『学び合い』がうまくいかないとか、周りに理解してもらえないとか、そういう類いの辛さではない。自分が語ることは本当に多くの方にとって価値のあるものなのか、という迷い。価値があると思っているものを伝えられないもどかしさ。届けたものがこぼれ落ちていく様を見る悲しさ。そういう辛さを感じている。
でも、前に進むしかない。
9月28日、29日に函館で『学び合い』の会が開催される。そこで、その一端をお話できるだろう。この会の準備をしてきたら、だんだん、エネルギーが湧いてきた。非常に楽しみである。
函館『学び合い』の会~コラボノチカラ2019~ 2019年9月28日〜2019年9月29日(北海道) - こくちーずプロ(告知'sプロ)