私がずっと悩んでいることがある。それは、「学びの個別化という言葉の意味が分からない」のだ。
学びって、もともと個別のものでしょう?『学び合い』だとか、協同学習だとか、一斉指導だとか、問題解決型学習だとか、TOSSだとか、理論や方法論に違いはあっても、学びが個々の学び手によってバラバラなのは変わらないと、私は思っている。
少し前に、TOSSの方の飛び込み授業を見た。子供達を一つの結論に誘導する手腕は、好き嫌いは置いといて、私には真似できないなぁと思った。本来は個別のはずの子供たちを、技術で集めて固めているのだと感じた。いわば「学びの集合化」と感じた。それでも、やっぱり人はバラバラ。完全に一つになんてなれないな、とも感じた。
個別じゃない学びってどういうこと??
馬鹿な私には、よく分からない。