『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

なぜ、初日からアクセルを踏むのか

冬休みが終わり、今日から授業。勤務校は二期制なので、1時間目には「2学期後半始まりの会」があり、2〜5時間目は授業時数だった。

少し悩んだが「普通」に授業をした。ここ数年で、地方の学校でも「休み明けはやっと学校に辿り着いている子」が増えている印象。きっと都市部では、もっと前からそうだったろうし、割合も高いのかもしれない。そういう子のことを考えると、初日はアクセルを踏まず、最初は授業以外のこと、例えばアイスブレイクみたいな活動から始める方が良いような気もする。が、きっとそうしたら、長い目で見ると段々とクラスは傾くのだと、今までの経験から分かっている。だから、今日のような日も、えいやっとアクセルを踏むしかない。

そうすると、案の定、追い付けない子もでる。それでも何とかなるのは、『学び合い』のおかげだ。しかも、1時間1課題の『学び合い』ではなく、単元『学び合い』だからだ。最初からどんどん学びたい子はどんどん学び、最近はなかなかエンジンがかからない子は、自分のペースで進められるのだ。

もし、アクセルを踏まなければ、クラスを引っ張ってくれている子が走らなくなる。そうなったら、クラスはバランスを保てない。だから私は、初日からアクセルを踏む。

でも、多くの人が、アクセルを踏むことを躊躇してしてしまう。それはなぜなのか。

こういう話を、2月に札幌での堀先生のセミナーと、4月に大阪での樋口先生のセミナーでしたいと思っている。札幌では学校づくりと絡めて、大阪では『学び合い』の始め方と合わせてお話するつもり。

皆様、ぜひ、お申し込みください。

2月8日 これからの教育を考えるセミナー2020如月in札幌(北海道)

高橋尚幸先生から学ぼう!「なぜ今『学び合い』なのか」 2020年4月11日(大阪府) - こくちーずプロ