『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

宮城県で働く小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。2月に単著発売予定「流動型『学び合い』の授業作り」発売

美しいストーリー

尊敬する岩瀬さんから「自分の実践をまとめる時、美しく整え過ぎてはいけない」という趣旨の話を何度か聞いたことがある。
成果の面にばかり光を当て、課題には触れない。
偶然上手くいったことを、あたかも必然的にそうなったかのように論じる。
たった一度の成功を、大袈裟に誇る。

少し試しただけのことを、十分に検証したかのように披露する。

そうならないように心掛けているけれど、なかなか難しい。都合の良い記憶だけを整え、美しい物語を紡いでしまう。それが嫌で、昨年度は度々依頼されていた雑誌の原稿を、今年度は「低学年はほとんど担任していないので」とやんわり断ったくらいだ。

本を書いていた時にも、何度もそれで文章を書き直した。校正をしても、また気付く。直せるだけ直したけれど、正直、キリがなかった。私は、私の物語から逃れられない。本を書く時には、そう開き直って書いた。

と書いているこれだって、「美しく整えてしまう自分の弱さやあざとさを、十分に理解して反省しているように美しく整えた物語」とも言える。周囲を見回しても、意識してか無意識かは置いといて、整えられた物語の世界から発せられたであろう言動が散見される。

「人間には“物語欲”がある」と書いたのは、確か鴻上尚史だったかな。

欲望はなかなか抑えられないものだ。

毎日のように宣伝ばかりして恐縮ですが、そんな弱い私の10年間の物語です。お読みいただければ幸いです。

 

流動型『学び合い』の授業づくり: 時間割まで子どもが決める! (教育単行本)

流動型『学び合い』の授業づくり: 時間割まで子どもが決める! (教育単行本)

  • 作者:高橋 尚幸
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2020/02/25
  • メディア: 単行本