『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

宮城県で働く小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。2月に単著発売予定「流動型『学び合い』の授業作り」発売

落ち着いて、立つ。

あの時は、金曜日の下校直前だった。丘の上に避難し、津波が街を呑み込んでいく様を、寒さと恐怖に震えながら見ていた。その後、原発が爆発して、ほとんどの子が「少しでも遠くへ」と避難した。もう二度と会えないかもしれない。そんな風に思った時もあった。失われた日常が戻る日は来ないかもしれないと、覚悟した覚えもある。
でも、思っていたよりも早く「普通」に戻った。
同時に「これで何かが変わるかも」という期待も空振りになった。

 

私のクラスは、既に国語、社会、算数の教科書の内容は全て終了している。理科は専科だけど、ほぼ終わっているはず。同学年の先生と
「何があるか分からないから、余裕を持って進めておこう」
と言っていた。あの時の経験から出た言葉だけど、まさか本当になるとはね。


同時に、まだ学習内容が終わっていないクラスの保護者と児童には「そんなに心配ありませんよ」と言っておきたい。だって、2011年も未履修の学習はそれなりにあったはずだ。あれ以降、未履修が学力を下げた!なんて話、聞いたことありますか?影響はゼロとは言い切れないけれど、大問題になるほどの影響はなかったのだろう。そんなもんだ。

 

明日の朝の段階では、何も決まっていないだろうから、皆が混乱しているだろう。子供達も不安だろうな。まずは私が落ち着いていたい。笑顔で子供達の前に立ちたい。大丈夫。もう二度と会えなくなるわけじゃないんだからね。